【現存12天守】高知城の見どころと歴史を解説!本丸も残る貴重な城

一人旅
高知城は現存12天守の一つ
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四国の高知県にある「高知城」。

歴史の有名な出来事には関わっていないため、姫路城や大阪城ほど有名ではないと思います。

しかし、実は保存状態がとてもよく、見どころの多いお城です。

 

今回は、高知城を実際に見てきたので、そこから感じた高知城の見どころを歴史と共に紹介していきます。

アクセス・所要時間も解説していくので、これから訪れる際の参考にしてみてください。

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高知城の歴史

はじめに高知城の歴史をサラッと解説します。

 

高知城のある場所には、もともと南北朝時代に「大高坂城」がありました。

その後、戦国時代にそこへ長宗我部氏が移り住みます。

しかし、水はけが悪かったこともあり、長宗我部氏は桂浜近くの浦戸城へと移住。

 

高知城が現在のような姿になるのは、江戸時代の初めから。

関ヶ原の戦い後、東軍についた山内一豊がその功績を認められて遠州掛川(今の静岡)から入国してきます。

そして、一豊は高知城を現在の場所に建て始めます

築城は難航し、完成したのは着工から10年後(1611年)のこと。その時には、藩主は2代目の忠義になっていました。

 

その後、高知城は1727年に一部の建物を残して全焼

復旧工事が始まりましたが財政難もあり、もとの姿に戻ったのは20年以上後でした。

江戸時代にそういった歴史を歩んだ高知城ですが、明治維新の後は廃城となり本丸と追手門を残して取り壊し。

今では公園として整備されています。

高知城の見どころ

高知城の見どころは3つ。

①現存する天守や本丸御殿

②石垣と石樋

③防御の工夫【忍び返しなど】

 

特に天守は、歴史を感じることができるポイントです。

現存天守と本丸御殿

天守・本丸御殿は江戸時代から現存するもの

高知城の天守は、国内に12ヶ所ある現存天守の一つ

加えて、天守のみならず本丸御殿などの建物が多く残っています

そういったこともあり、とても貴重な城になっているんです。

 

本丸御殿・天守ともに江戸時代に再建されています。

そのため、本丸御殿は少し質素な内観(最初に建てられたときは金箔もあり、もっと豪華だったそうです)。

しかし、それでも内装は当時のまま。

昔はよくみられた「上段の間」や、藩主の護衛が隠れる「武者隠し」が当時のままで残っています。

 

天守は、3層6階の望楼型天守

内部には石落としがあり、外からは全国でここにしかない「忍び返し」も見られます

小高い山にあるので、最上層からの眺めは抜群です。

口を開けている鯱鉾が「オス」

また、天守で注目しておきたいのが「鯱鉾(しゃちほこ)」。

高知城には鯱鉾が2つありますが、口を開けているものと閉じているものがあります。

口を開けている方が「オス」、閉じている方が「メス」です。

口を閉じているものが「メス」

こういった違いがあるのも、高知城の面白さですね(阿吽の意味を表しているそうです)。

石垣と石樋

雨の多い高知城ならではの「石樋」

高知城には全国でも珍しい「石樋」があることでも有名です。

これは排水を良くするための設備。

雨の多い高知ならではの工夫です。

「野面積み」という石垣の積み方

また、美しさもあり工夫も見られる石垣も見どころ。

高知城の石垣は「野面積み」を採用しています。

これは自然の石を加工せずに積む方法で、排水能力も高いです。

ここにも降水量の多い地方の工夫を感じます。

防御の工夫

高知城は現存する建物・設備が多いです。

そのため、当時の防御システムを見ることが可能です。

「忍び返し」と「石落とし」

特に「忍び返し」は、全国でもここにしか現存しない珍しいものです。

これは敵がよじ登れないようにするための防御設備

天守に残っているものは、下から間近に見ることができます。

本丸御殿から見ることができる「物見窓」

ほかにも、防御の工夫は随所に見られます。

本丸御殿から敵の様子を見るための「物見窓」や、城でよく見かける「石落とし」や「狭間」があります。

また、正面の入り口にある「追手門」の配置にも、防御の工夫が。

高い石垣で囲われた桝形になっており、城内から攻めやすい構造になっています。

「高知城歴史博物館」もおすすめ

すぐ隣にある「高知城歴史博物館」に立ち寄るのもおすすめです。

 

ここでは、高知城を中心とした歴史の解説・資料を展示しています

幕末の志士が有名な高知ですが、それよりも前の歴史(戦国〜江戸時代)を深く掘り下げている博物館です。

長宗我部氏についての解説もあるので、戦国時代が好きな方には特におすすめなスポットですね。

高知城歴史博物館からの眺めは最高だ

また、3階のロビーから見える高知城は一見の価値あり!

追手門と天守を一つの画に収めることができます。

アングルもとても良いので、この角度から写真を撮るために入館するのもおすすめですよ!

アクセス・料金・営業時間・所要時間

高知城の観覧の所要時間は、約1時間30分だと思います。

天守や本丸御殿など現存する建物が多く、ほかのお城以上に見どころが多いのでたっぷり時間をとりたいところ。

 

天守の前までは無料で見ることができます。

天守は「18歳以上:420円、18歳未満:無料」になっています。

営業時間は、9:00〜17:00です。

 

JR高知駅から徒歩15分の場所にあり、アクセスは良好。

途中の道にはコンビニ、さらには地元グルメを楽しめる「ひろめ市場」もあります。

周辺のグルメ

高知城から徒歩10分ほど歩くと「ひろめ市場」があります。

ここには高知のグルメが集まっており、地元グルメを楽しみたいなら立ち寄ってみるのもおすすめです。

また、ひろめ市場の近くには飲食店もいくつかあります。

 

高知城は周辺のグルメも充実しています

地元グルメを味わう、という楽しみ方もできるお城です。

周辺のホテル事情

高知城の最寄駅は「高知駅」。

駅からお城へは、徒歩15分です。

特に電車利用の方は、高知駅近くのホテルに宿泊することになると思います。

 

駅周辺にホテルの数はそこそこあります

一泊4000円ぐらいで宿泊できるリーズナブルなところも多いです。

スーパーやコンビニもあり、観光客でも過ごしやすい場所ですね。

四国の城めぐりをするのもおすすめ

高知城に来た際には、ほかの県のお城に足を運んでみるのもおすすめです。

香川にある「丸亀城」は高知から特急で2時間

例えば「丸亀城」。

このお城は香川県にあるので、特急に乗れば高知から2時間でアクセスすることができます。

ほかにも四国には「松山城」や「宇和島城」といった現存天守のある城が、いくつかあります。

 

四国は広いですが、実は特急などを使えば隣の県のお城にもアクセスしやすいです。

高知に来たなら、四国の城めぐりをするのもおすすめですよ!

高知城は見応えのある城

高知城は天守・本丸などが当時のまま残っています。

忍び返しや石樋など、全国でも珍しい設備も多く、とても見応えのあるお城です。

 

小高い山にある城ですが、コンパクトにまとまっているので観覧しやすいのも特徴的

城めぐりの楽しさを味わいやすいので、まずは高知城から城めぐりを始めるのもおすすめだな!と感じました。

 

「石樋」など、全国でも珍しい設備を見られるのが「高知城」の特徴。

歴史好きなら必ず訪れておきたいスポットです。

 

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